インプラントブログ
ノンクラスプデンチャー こんなのあったらいいな!
部分入れ歯に見た目の悪い金属の金具のないノンクラスプデンチャーというものがあります。
患者さんが喜ぶ3つの特徴として
1、美しい 今までの部分入れ歯にあった金属バネがありません。大きく口を開けて笑っても入れ歯だとは分かりにくく、気にすることなく、ご使用いただけます。
2、快適 入れ歯本体が従来より薄く軽い素材でできています。つけ心地もよく、違和感も少なくなり、普段の会話もはずみます。
3、やさしい 残っている他の歯を金属バネで固定しませんので、負担がかからずにしっかり噛むことができます。金属アレルギーなどの心配もいりません。
これらの特徴はあくまでも旧来保険適応の入れ歯に対してであり、インプラントの方が全てにおいて凌駕していると思います。
ノンクラスプデンチャーに限らず、部分入れ歯は他の残っている歯が虫歯や歯周病になった時も、再度作り直さなければならないことが多く、使用できる寿命が比較的短い治療方法になります。
それを、保険外の自費ですることは、トータルコスト面が高くなるというデメリットもあると思います。
また、入れ歯の下の歯茎や歯肉が痩せた時、普通の保険の入れ歯だとその日のうちに歯科医院で修理調整してくれますが、ノンクラスプデンチャーは3から7日くらいかかることもあります。
その間は、入れ歯なしで見た目悪く噛めない状態で頑張っていただくことに。
心臓や脳血管など、インプラント手術に問題がある方をのぞいては、明らかにお勧めできない治療方法かもしれません。
2009年11月20日 大名歯科院長