広島インプラント予防歯科(三原市)

インプラント冊子

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インプラントマンガ小冊子

いつも大名歯科のホームページをご覧いただきありがとうございます。
インプラントが次の不幸な歯を作らない為、予防としてとても大切な治療方法であること。
この度マンガでわかりやすい大名歯科オリジナル小冊子を製作致しました。
※画像をクリックするとPDFが開きます。

当院待合室にも置いております。
中国地方の方には無料でお送りしております。

インプラントマンガ小冊子のお申し込みはこちらから

はじめに

インプラント治療を正しくご理解いただくために
インプラントはどんな治療法ですか?怖くありませんか?
患者さんからよく受ける質問です。
言葉を尽くして説明したいのですが、限られた診療時間の中ではその内容のすべてを一回でお伝えすることができません。
そこでインプラント治療についての小冊子を作りました。
お読みいただいた上で不安なこと、疑問点等がございましたらご遠慮なく担当医にお尋ねください。

①歯を失うと、どのような問題が起こるでしょうか

しっかり噛めなくなる
お口の中を綺麗にしたり消毒する働きを持つ唾液が充分に分泌しなくなるため、口の中が乾きがちになり、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
しっかり噛めなくなるので胃腸へ必要以上の負担がかかります。
歯を失った顎の骨は急速に衰え、噛むために使っていた筋肉も退化するため、顔貌さえも変わってしまいます。
噛むことによって脳へ伝達されていた刺激が減り、老化や認知症を早めます。
何でもおいしく食べられなくなると、人生さえも味気ないものになりかねません。
軟らかい物など流動食を食べる傾向が継続すると死亡率第4位の誤嚥性肺炎の可能性も高くなります。

人とのコミュニケーションが
会食や旅行が苦痛になってきます。
発音に障害がでたり、入れ歯などで見た目にコンプレックスを感じると人前で話したり、おもいきり笑ったりできなくなります。
精神的な苦痛やコンプレックスが高くなると引っ込み思案になったり、性格が暗くなってしまうことも。
口もとや頬のラインに老いが見えてきますので、特に女性の方の場合はおしゃれをしたりお化粧をすることにも張り合いが無くなってきます。

②歯を失った場合のこれまでの治療法

ブリッジ
失った歯の両どなりの歯を支台として橋を架けるように歯を作ります。取り外しはしないので違和感が少なく一見自然な回復が可能ですが、支台となる両どなりの健康な歯は削らなければなりません。
それにつなげられて負担を異常に増やされる訳ですから、歯の根も割れやすく結果的に本来の寿命より早く失うことになるのは間違いありません。
両どなりの歯に支えとなる力が残っていないと最初からこの方法をとれない場合もあります。

部分入れ歯
残っている歯に金具を引っかけて、失った歯を補う取り外し式の方法です。少数の歯を補うためでも、かなり広い範囲の歯肉を覆わなければならないため、違和感が大きくなりがちです。
また金具を引っかけた歯には入れ歯の安定のための負担が増やされますから、歯が揺れて抜けやすくなります。

総入れ歯
全ての歯を失うと、歯肉で人工の歯を支える必要がでてきます。この場合、顎の骨が退化してくることが多いため、入れ歯の安定性が格段に悪くなります。さらに、よく動く舌がある下顎の総入れ歯は安定しにくい傾向が強いです。

放置した場合
1、2本程度の歯を失っただけでは、噛みにくいと感じられる方も稀です。しかし、だからといって歯を失ったまま放置していると、隣の歯が傾いたり、咬み合わせの歯がさらに出てきたりと歯並び咬み合わせの不整ドミノが始まります。その後必要に迫られて治療したいときには、矯正治療をしなければ歯を作るスペースが不足するという新たな問題を作ってしまうことになり、治療がさらに長期で困難になります。

③インプラントに対する私の考え

入れ歯で痛くなくよく噛めると言われる患者さんが稀にいらっしゃいます。このような方にはインプラントの必要性は乏しいです。歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士と共に全力でこの状態を維持されることが望ましいかも知れません。
しかし入れ歯を使用されている大多数の患者さんは、食事の内容に制限をかけたり、比較的長期的な訓練で発音障害を克服したり、見た目を我慢されたりしておられるというのが現状です。
それに加えて入れ歯という治療方法には、実は大きな問題があります。それは「将来的に次々と歯を失ってしまう治療法」だということです。 前述のとおり、ブリッジの場合、支台の歯は削られますし、部分入れ歯と同様に残された歯はつなげられて噛む負担を担わされるわけですから、寿命を縮めてしまうのは確実です。
つまり部分入れ歯もブリッジもその場しのぎ的な治療で、残された歯を永く維持するものではありません。どんどん大きな入れ歯に、またどんどん大がかりなブリッジ治療への繰り返しで、患者さんにも歯科医師にも負担を増やしていく治療方法と言わざるを得ません。
歯の欠損を放置するのもダメ。かといって他の残っている歯に負担をかけて人工歯を作る方法も一時的には患者さんのQOL(生活の質)を維持できますが、本当の意味でのQOLは維持向上できたとは言えない。この問題を歯学生の頃から疑問に思い、実際、臨床歯科医師になると予想通りで悩みながら従来の歯科医療を行ってきました。 インプラント治療は外科必須、治療長期、高価格という問題が他の治療法に比べるとあります。しかし、治療が完了してしまうと残っている大切な歯を最もよく守る、再治療の繰り返しの可能性の最も少ない優れた治療法といえます。
インプラント治療された患者さんの声をうかがっても、「しっかり噛める」「入れ歯の違和感が無くなり楽になった」と実感される方が多く、患者さんのQOL向上に貢献できたことが歯科医師冥利に尽きます。

④インプラントとは

インプラントとは
人工の材料(チタン)を歯根の代わりに顎の中に埋め込む方法です。顎の骨と強固に結合させることによって歯根の働きを回復するものであり、インプラントは「埋め込む」という意味です。

インプラントの構造
顎の骨と結合したインプラント本体(骨に埋入されるチタンポスト)を支えにして人工の歯を取り付けます。
アバット(土台)をインプラント本体に接続し、その上に通常のクラウン(被せ物)を装着し、機能を回復させるまでの一連の治療をインプラント治療といいます。

インプラントの利点
他の歯を削らずに済みます。
見た目が自然で、違和感がありません。
固定されているので自分の歯と同じようにしっかり噛めます。
噛み合わせが安定します。
歯が本来あった時と同じ状態を取り戻すことによって、本来の個性が蘇り、自信へと繋がっていきます。

⑤インプラント治療の前に

診査診断が最重要です
インプラント治療は虫歯のように、すぐに治療を開始できるものではありません。外科医が何の検査もしないで手術をするなどあり得ないのと同じです。

インプラント治療のための診査

身体的診査
・全身疾患の有無
・歯ぎしり、くいしばり等の習癖の有無
・顎の骨の量や質
・歯周病の状態
・咬み合わせの状態

生活習慣の診査
・喫煙の有無と量
・口の中の衛生状態

治療スタートに際しての診査

・患者さん自身の治療への理解と意欲
・治療期間や治療費などの制約
これらの項目について、良好な状態あるいは治療条件を満たす結果であれば、顎の骨の成長が完了する19歳くらいからインプラント治療が可能です。成人以降であれば適応年齢に制限はありません。

⑥インプラント治療の流れ

口腔内の診査

治療・歯のクリーニング

必要と判断した場合は、インプラント埋入前に行います


一次手術(インプラント埋入手術)
上顎4~6カ月、下顎2~4カ月。骨と結合するまでに要するおおよその期間です。この間に虫歯の治療や歯のクリーニングを行えば、治療期間に無駄がありません。

二次手術
歯肉で閉じられた状態のインプラントの頭を出し、骨との結合を確認します。結合の度合いによっては再度歯肉で閉じることもあります。この時にインプラントの周囲をしっかり支える歯肉が少ない時には増やす手術を同時にします。


仮歯の作製・装着
仮歯を装着して、噛み合わせの状態をチェックしたり、歯肉が落ち着くのを待ちます。この段階である程度は噛めるようになります。


印象採得(型どり)
被せや詰め物をするときと同様に型どりをしますが、インプラントの場合は、精密な型どり用の装置をオーダーメイドするために予備の型を採ります。

上部構造の作製・装着(土台や被せ)
内容により1~4回の通院が必要です。

メインテナンス(チェックとプロフェッショナルクリーニング)
1~6カ月に1度。期間は口腔内の状態によって異なります。1年以上の長期間、全く通院をされない場合はインプラントの周囲の支持骨が痛みもなく、多く失われてしまうことがあります。



⑦インプラント治療の応用(重症例)

インプラントが臨床応用され始めた頃は 「骨がある」ということがインプラント治療の大前提だったので、骨がある場所を探してインプラントを無理に埋入することも少なくありませんでした。その結果、インプラントの埋入方向が悪くなりすぐにインプラントがダメになったり、上部構造が不自然な形になって見た目が美しくなかったりすることもありました。また、骨がない場合はインプラント治療そのものを断念することもありました。しかし現在では、技術や材料の進歩により骨の量が充分でなくても、より理想的な位置にインプラント埋入できるようになってきました。

GBR(骨造成術)
骨の厚みが足りない場合、骨の元となる材料や骨を作るための膜を用いて、インプラント埋入と同時に骨を作っていきます。骨の厚みが極端に少ない場合は、先に骨を作ってからインプラントを埋入することもあります。


ソケットリフト(上顎洞底挙上術)
上顎の場合、骨が吸収されてインプラントを埋入するための高さが足りない場合が多くみられます。副鼻腔という洞が高さを制限しているからです。この場合特殊な専用器具を用いて、骨の密度を高めながら同時にインプラントを埋入します。


抜歯即時インプラント
抜歯後の歯肉が治っているということがインプラント埋入の大前提でした。しかし、今では条件を満たせば抜歯してそのまますぐに埋入することが可能です。同時に仮歯が入れられる状態であれば、歯のない期間はまったくないことになります。



⑧インプラント治療の後に

いい状態で永く使っていただくためにインプラントは虫歯になりませんが、自分の歯と同様に歯周病にはなります。インプラントを支える顎の骨が菌の毒素によって溶けて(吸収されて)しまえば、ぐらついて、ついには抜けてしまいます。インプラントはもとよりご自身の歯においても、長持ちさせるためには正しく磨き、また歯科医の指示したケア方法を守っていただく必要があります。

インプラント治療のための診査

歯磨きの徹底
インプラントは自分の歯とは少し形態が異なることがあるので、歯ブラシ以外の清掃道具を使っていただく場合があります。歯科衛生士のアドバイスを受け、正しく磨けるように努力してください。

定期検診の受診(メインテナンス)
清掃状態、噛み合わせ、骨やインプラントに変化がないか、定期的に検診を受けてください。磨いているつもりでも磨けていないということはよくあります。もし何か変化が生じたとしても、早期に発見することで大きな問題にならないように対処できます。歯科衛生士による専門的な清掃は歯やインプラントの寿命を延ばすために必要不可欠なものです。

ナイトガードの装着(マウスピース)

睡眠中の歯ぎしりやくいしばりの力は本人に自覚がない分、異常に大きな外力なって加わります(だいたいその人の体重の3倍の力が加わるといわれています)。歯やインプラントを破壊に導く力から守るための必要なガード装置です。

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